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見えない腕の痛み【幻肢痛】との闘い

これ、【幻肢痛】が無ければただの中二病だよね。
という訳で、まずは幻肢痛とは、

四肢を切断した患者のあるはずもない手や足が痛みだす。例えば足を切断したにもかかわらず、爪先に痛みを感じるといった状態を指す。あるはずのない手の先端があるように感じる」
-Wikipediaより-

私の場合、手術で右腕を切断後ずっと感じている症状だが、もう腕が無くなっているにも拘らず、そこに腕がある感覚があり【幻肢】、更にその見えない腕の、主に手首から先に電流が走ったような痛みや何かに押しつぶされそうになる痛みが常に続いている状態【幻肢痛】。

これが退院した今でもずっと続いているわけです。

勿論病院側も放置しているわけではなく神経痛に聞く痛み止めを処方したり、リハビリで鏡療法を行ったりと色々対応してくれており、手術直後よりは大分痛みの程度は低くなってきてます。とはいえ、手術直後の痛みが10点満点中9~10点で、今落ち着いている状態で3点、ひどい時は7~8点、という感じなんですけど。

それでも痛み止めの処方のおかげか、夜寝てから~朝までは痛みが落ち着くので割と熟睡できているのが救いです。

この【幻肢痛】は、人によってはすぐに治癒したり、逆に何年もかかったりと個人差があるようです。どうやら、脳の神経が、腕が無くなったことを正常に認識できずにいることが原因だとか言われてますが、治療法も含めて正確なところは分かっていない様です。

いつまでこの痛みと付き合えばいいのか頭が痛いところですが、逆にこの幻肢痛のおかげ?で、本来の手術した傷口の痛みを全く感じていないのはいい事・・・なのかな?

冒頭の中二病の話ですが、リアルで「静まれ・・・俺の右腕・・・」と思う日が来るとは思いませんでした。この辺は私以上に苦しんでる人がいると思うのでこの辺にしときますが。