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ニコニコのブロマガから移転。あと数年の命らしい。

呪われた右

タイトルだけ見ると漫画か小説のタイトルみたい。
そういえば、「神の左手悪魔の右手」ってのありましたね。楳図かずお先生か。
あと何故か「半神」ってのもふと思い出した。まあ今回の件には関係ないけど。
別れた嫁さんから借りて読んだ萩尾望都先生の漫画、かなり衝撃的だったな。

というわけでこんばんは。Milliusです。
さて、タイトルについてはひとまずおいておいて、前回判明した「網膜剥離」のその後について。

行きつけの眼科で網膜剥離と診断されたのが7/9。
翌日、紹介状を持って朝早くから大学病院に向かいました。
一通り検査を行い、最終的に大学病院の先生が行った治療というのが、「目の中にガスを入れて、剥がれて浮いた部分を押さえつける」という内容でした。
一応手術の類になるそうなのですが、仰向けに寝て、痛み止め(麻酔)の眼薬をさし、瞬きしないように目に筒のようなものを当てて固定し、針かなんかで局所に穴を作りそこからガスを注入する…といった感じでしょうか。

正真正銘の「涙目」になってました。あまり痛み止めが効かないのか、途中で痛くなり医師に訴えて薬を増やしてもらったり。
というかもともと眼薬もうまくさせず、コンタクトなんてもってのほかという人間だったのでとにかく怖いのなんの。
で、目の中に気体…というか液体みたいなものがあり、顔の向きで上に行ったりしたに行ったり。これって気体だから本来は上方向に滞留するみたいなんですが、見え方としてはどうも反転してるっぽくて、普段は下に溜まってるような感じなんですよね。
私の場合、剥離してる場所が目玉の右上付近なため、夜寝るときなんかは顔の左側を下にして寝る(体を左に向けて寝る)ように指示されました。これで右上にガスが留まり、患部を抑えてくれるとのこと。

とりあえずこの日はこれで終了。念の為右目にガーゼを当てて、殺菌用の眼薬を処方され、明後日に又来るよう言われました。

そして明後日。
この日は午後からの予約ということでゆっくり病院へ。
前々日の治療後の目の状態を確認した上で、次に「レーザー網膜光凝固術」を行うことに。
ガスである程度、剥がれた箇所が落ち着いたので、大掛かりな手術をせずにこのレーザー網膜光凝固術で行けそうだという結論になったみたいです。

しかしまあ・・・なんというか・・・
目薬さして、コンタクトレンズ入れて、医師が機械覗きながらレーザーを打ってくるわけですが・・・

これって要は「溶接」みたいなものですよね?

剥がれたところにレーザーを当てて固着させるって仕組みのようなので、まんま溶接だよなーとか思ったり。

それにしてもこのレーザー、結構痛いです(汗

当てる場所によって痛みに違いがあるので、油断してると急に「バチッ」と痛みが来たり。
もう勘弁してほしい。

という訳で一通り治療が終わり、来週の金曜日に再度通院して経過を見ることになりました。
通常、このレーザー網膜光凝固術では2週間位でだいたい固定されるようなので、それまでは通院して様子見、それで駄目なら入院して本格的な手術、ということになりそうです。
もうこのまま終わってほしい・・・
あと、目の中のガスは1ヶ月程度残るようです。
近くのものを見る時ちょっと邪魔だけどしょうがないか。


まあ経過としてはこんな感じ。

で、タイトルの意味なんですが・・・

子供の時の事故で損傷したのが「右足」
悪性腫瘍で失ったのが「右腕」
原因は不明だけど今回起こった「右目」の網膜剥離

あと細かいところだと、

3年前に旅行中に腹痛に襲われたのは胆石が原因。胆石は体の中心から「右側」

右腕を切断した跡、転移した腫瘍を切除する手術を行ったが、転移した箇所が「右肺」の外側。

という訳で、

私の人生、いつも右半身だけ不幸に見舞われてます。

もうなにかの呪いなんじゃないかと。

救いはないのでしょうか・・・

ではまた。