言いたい事、やりたい事。

ニコニコのブロマガから移転。あと数年の命らしい。

またもや緊急入院してきました。

何度入院すれば気が済むんだ私

って事でこんにちは。

事のはじめは1/30。
医学部付属病院で行っている定期健診に行った時です。
元々血糖値が高かったので悪性腫瘍の手術の際にコントロールが必要との事で糖尿病内科で診てもらってるのと、抗がん剤の副作用(医師には否定されましたが)で腎機能が低下しているので腎臓内科も同じ日に診てもらうようにしてました。

診察前に採血と採尿があるので先に済ませ、予約時間の早い糖尿病内科の待合室で待ってました。
1時間くらいたった頃、看護師さんに呼ばれました。
「腎臓内科の方が早く診察できるそうだから先に行ってもらえますか?」との事だったので付き添いの親と一緒に腎臓内科へ。
腎臓内科の受付に話をしたら、すぐに別の看護師さんが来て、

「血液検査の結果、カリウムの値が異常に高いのですぐに点滴します。」

との事。
以前、悪性腫瘍の治療で何度も入院してる時も一時的にカリウムの値が高くなったことがあったので、「またかな」程度に考えてそのまま処置室に案内されました。

ベッドで点滴の準備をしているところに主治医が来て、
「大丈夫?具合悪いところない?」
と聞かれました。
特に不調は感じて無かったので「別にないです」と伝えたら、すごく不思議そうな顔をして

「今の状態だったらいつ倒れてもおかしくないんだけどなぁ」

と言われました。
詳しく聞いたところ、血液中のカリウム濃度は3.5〜5.0mEq/Lが正常な値らしいのですが、この時の私は7.2mEq/Lだったとの事。ちなみに5.5mEq/Lで高カリウム血症と診断されるらしいので、かなり異常な値だったようです。

この値だと最悪「不整脈からの心停止」がありうるとか

という訳で、点滴とカリウムを下げる薬を注射してもらうも、このまま帰すわけにはいかないとの事で緊急入院となりました。

付き添いの親に主治医から事情を説明してもらい、落ち着いたところで即病棟へ…となるのですが、この日病棟に空きがほとんどなく、有料の個室しかないとの事。
普段大部屋ばかりで個室なんて贅沢な場所利用した事ありませんでしたが、数日で退院できるとの事で了承し、病室に入りました。

あとは親に家からiPhoneの充電器やら3DSやら(ぉぃ)、必要なものを取りに行ってもらい、そこから先はもう自宅の様に慣れた入院生活を4日間。

流石に個室は他の人を気にする必要は無いし、iPhoneはイヤホン使わなくていいし、角部屋だから静かだしで快適?な入院生活でした。
最初の二日だけ点滴と心電図つけてたくらいで、心電図も小型の端末を首からぶら下げてナースステーションでモニターするタイプなのでそれほど行動に制限もありませんでした。

最終的に、入院して3日目の血液検査でカリウムの値が4.0mEq/L台に落ち着いたので4日目の2/2の午前中に退院となりました。

今回の件、病名は「カリウム血症」なのですが、主治医と色々話した結果、おそらくですが原因が判明しました。
日頃血糖値が高いのを気にしていたので、朝食と夕食を普通の和食からシリアル(グラノーラ)に変更していました。これが大体1週間~10日前から。
このシリアル、確かに血糖値は低くなりましたが、今回の事で思い当たる節がこれしかない為、入院中にiPhoneで自分が食べていたシリアルの成分表示を確認したのですが、確かに1食当たりのカリウムの含まれる量がかなり多い事が判明。
元々果物系はカリウムが多いのは知ってたのでドライフルーツの入ってないのを選んではいたのですが、それでも1食40g当たり450mg以上カリウムが含まれてるとの事で、主治医に見せたら「これかもしれないね」との事。
ちなみに健康な人はそれほど気にすることはないと思います。通常であれば過剰なカリウムは体外に排出されるのですが、私の場合は腎機能が低下しており、うまく排出されないため体内に溜まってしまい今回の様になった模様です。
更に、入院中に糖尿病内科の先生も病室に往診に来てくれたんですが、丁度食事を変えたあたりから血糖値が逆に一気に下がり過ぎていたことを教えてくれました。

という訳で、自分のやった事が悉く裏目に出て生命の危機に陥ったと、まあそんな話です。
今は勿論普通の食事に戻して大人しくしてます。

悪性腫瘍も再発の兆しがあるし、もうマジでこの先長くないなと思った今日この頃。

皆さんはこのような馬鹿にはならず、体には十分気を付けてください。
ではでは。